楽園写真家三好和義公式ブログ

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 正倉院撮影秘話


正倉院宝物を撮影。

なんという幸せ。

ファインダーの中に生きづく天平の輝き。

こんな仕事がしたかった!

小学生の頃からの夢がかなった。

▲手にはツアイスの双眼鏡をもって下見。興奮を抑えるのが大変。
気持ちが高まりすぎるとマズイ。心を研ぎすまして見て回る。
閉館後、学芸員立ち会いの中、夜中まで撮影させていただいた


今年の目玉は「螺鈿紫檀五絃琵琶」

世界に一つの宝物。

ライトの当たり方ひとつで輝き、色が変わる。

奈良に入る前、事務所で夜光貝にライトを当て何度もテスト撮影を繰り返した。

螺鈿を写真に写すのは超難しい。



リアルでインパクトがあったのは「道鏡の書」(正倉院古文書正集)

本人のサインの「鏡」の最後のはね方に、数々の伝説を納得させる人格が表れる。

マクロレンズを使い絞り込んでビシッとシャープに撮ったら、

筆の動きまでをも感じさせることに成功。

さらにズームアップすれば肉眼で見るよりはるかにその人の心を読むことが出来よう。

写真+ハイビジョンテレビのチカラ、表現力を実感。

僕が撮った写真をビデオに起こして番組の一部を構成している。

実は今回で3年目の撮影。


放送

正倉院特番「仏様と正倉院」

ABC(朝日放送)※関西圏のみ放送

2010年11月3日(水・祝)朝9:58〜(55分番組)



奈良正倉院展は〜11月11日まで

東京でも銀壷など正倉院宝物が展示される。

東京国立博物館・上野11月2日〜21日(日)

▲美術展で必帯なのが双眼鏡。
単眼鏡では脳に情報が半分しか届かない。
やっぱり明るい双眼鏡がいい。
立体では細かいディティール、
書や絵画では紙や布地の質感、筆の硬さや速さまで伝わってくる。
僕の愛用は、「ツアイス8×32TFL」
2m離れたところから20センチの対象物が目の前30センチのところにあるよう。
肉眼を遥かにこえてクリアーで生々しい。
これで得た印象をマクロレンズを取り付けたデジタルカメラで撮ってゆく。








2010/10/30 (土) 14:58 | 雑談 | - | posted by RAKUEN staffs
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