楽園写真家三好和義公式ブログ

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撮影秘話・京都御所




皇后宮常御殿 御寝の間

四季花鳥図が描かれるが、全て雌雄番(つがい)で配されている。(部分を拡大)


撮影データ:絞りF11 1秒 ISO200




昨年の夏の撮影を思い出します。


京都の夏の暑さは格別のはずですが、

気合いが入っていたせいか全く暑さは感じませんでした。


2009年7月29日、30日、31日が御所の室内の最後の撮影でした。


御常御殿、

皇后宮、

姫宮、若宮、

迎春、

御涼所、

聴雪

をこの3日間で撮りました。



1年間つづいた撮影ですから、スタッフの息もぴったり合って、

流れるように撮影は進みました。


まず雨戸と障子、襖を開け床の間を拭く。


カメラ、三脚を置く辺りをフエルトでできた毛氈(もうせん)を敷いて、養生をする。


照明を入れる。(熱があまり出ないよう、小さな150WのHMIライトに改造したアダプターをつけ、ホワイトドームをつけて使用。電源は充電式バッテリー)


ライトを灯したらスローシャッター1/2〜2秒でシャッターを切ります。


温度、湿度をたえずチェックしながら慎重にかつ素早く撮影していきます。


普段閉められている場所なので、湿度が変わると襖絵が痛んでしまうのです。


数分間で撮影しなければならないところもありました。


分刻みのスケジュールに沿って部屋を移り、撮っていきます。


撮っておきたいところは無限にあります。


資料を見てあらかじめ決めておいたアングル、構図で撮っていきます。


デジタルカメラのおかげで撮影はスムーズに進みました。


2年前ならアナログカメラでもっと時間がかかっていたことでしょう。


極度の緊張を伴いましたが、あんな夢のような楽しい撮影はありませんでした。


一生で一番密度の濃い時間でした。


日本文化の神髄に触れる毎日でした。




お昼は事務所に戻ってお弁当を頂きます。


近所の料理屋から届くのですがいつも「さすが京都!」という豪華なものでした。


でも僕は食べながらも午後の撮影のことで頭はイッパイ。


何が弁当箱に入っていたのか全く記憶にありません。


写真に撮っておけばよかった。



ちなみに夕食は若い助手たちのスタミナアップのため、

お肉を食べることが多かったです。


一番人気は①江畑(焼肉)うまい!早い!安い!


三嶋亭(すき焼き)高級老舗


はふう(肉専科)カツサンドおすすめ!


京都は「銘牛トライアングル」とよばれているんです。


但馬、松坂、近江の和牛の3大産地に囲まれているのです。


京都に行ったらお肉、おすすめです。




京都の御所と離宮①「京都御所」

朝日新聞出版

2200円(+税)

2010年9月17日発売予定







2010/08/23 (月) 17:09 | 京都の御所と離宮 | - | posted by RAKUEN staffs
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