楽園写真家三好和義公式ブログ

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 昨日は奈良市から移動して、室生寺に行きました。3月下旬にこの室生寺に新しい「寶物殿」がオープン予定です。その準備のために、昨年の秋から先日まで東京国立博物館で十一面観音立像が公開されていました。
 そして、昨日、いよいよ室生寺に十一面観音さまがお帰りになりました。そのお出迎えに室生寺に行きました。室生寺というと、写真愛好家の聖地と呼ばれています。それは、あの土門拳の名作があるから。
 僕も高校時代、土門拳に憧れて、バスに乗り、この室生寺に何度も通いました。ある時など、撮影に夢中になり、最終バスに乗り遅れ、野宿したこともあります。
 「いつかは土門拳ように、写真家として室生寺を撮影したい」それが僕が写真家を目指す第一歩でした。今はこうして、室生寺を撮影させていただくようになりました。そんな初心を忘れずに、いつも感謝の気持ちを胸に秘めて撮影をしています。
 さて、この写真は、室生寺の門前にある旅館「橋本屋」さんです。雪の室生寺を撮影するために、何日もここに滞在し雪が降るのを待ち続けた土門拳。雪が降った時には、宿の女将が「先生降りましたよ!」と歓喜したという有名なエピソードがあります。土門拳の執念。それが傑作を産んだと思います。僕もそんな気持ちで室生寺に立ち、撮影をしています。





2020/03/04 (水) 11:09 | 撮影 | comments(0) | posted by RAKUEN staffs
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